福井県嶺北地方には、海から遠く離れた山奥に、海の魚「鯖」に因んだ「鯖江」や「鯖波」と呼ぶ地名が残っている。　その地名由来は未だに解明されていない。

「鯖江」「鯖波」の古代ロマン・サバ読みプロローグ 今から遡ること約7～6千年前、縄文海進のピーク期には、現在の福井平野は、現風景と全 く異なり、日本海に面する幅約１０㎞以上の広い湾口の「古九頭竜湾」で覆われていた。